Windows 7(x64)でEclipseが起動しないときは32bit版のJREを使う

私もとうとうWindows 7を導入しました。やはりなんとなくVistaは使いにくい感じがしていたので…。


その環境移行中に、今まで使っていたEclipse(Pleiades All in One + Flex Builder 3)が起動しないことを発見。具体的には以下のようなエラーメッセージ。


eclipse-with-jre6x64

どうやらJVMでエラーが出ているらしいが、原因が分からず。


調べてみたら、以下の書き込みを発見。

47 :デフォルトの名無しさん[sage]:2009/05/24(日) 15:19:30
Windows VISTA x64にPleiades All in One 3.4をインストールして起動しようとしたらエラーで起動出来ませんでした。
エラーメッセージを見てみると「os-32」、「win-32」などあるので、
JDKの64bit版では動作しないものだと思いましたが、
JDKの32bit版もインストールしてパスを通したら起動するようにはなりました。
(以降、省略)

http://unkar.jp/read/pc12.2ch.net/tech/1238911707


実はWindows 7の導入を機に、OSを64ビットにしようと思っていたので、64ビット版JREをインストールしていました。
というわけで、改めて32ビット版JREをインストールして動作確認。


jre-download
JREをダウンロードするときは、Windows x64(=64ビット版)でなくWindows(=32ビット版)を選択すればOKです。


あとはEclipseを起動するときに、32ビット版JREを使用するようにvmオプションを付ける。

% eclipse -vm "c:\Program Files (x86)\Java\jre6\bin\client\jvm.dll"


これで無事起動できました。同じようにEclipseが起動できなくて困っている人は試してみてください。


ちなみにJREに限らず

  • 「Program Files」にインストールされるのが64ビットのアプリケーション
  • 「Program Files (x86)」にインストールされるのが32ビットのアプリケーション

です。c:\Program Files (x86)\Java\jre6\にインストールされているのは64ビット版JREなので注意すること。


もしかすると、64ビットJREEclipseを動かすためには64ビット対応のEclipse(+64ビット対応のEclipseプライグイン)でないとダメなのかも。